暮 し の 手 帖


私がはじめて購入した古本が“暮しの手帖”でした。最初は表紙買いでしたが、読んでみたら、すっかりお気に入りの本になっていまして、それからは少しずつ集めています。
“暮しの手帖”は、「毎日、毎日の暮しに、少しでも役に立つ雑誌を作ってゆきたい」という編集者の方々の考えをもとに作られたものです。広告は一切のっていません。
持っている中でも、とくに気に入っている表紙の号をアップしてみました。



美しい暮しの手帖 第一号

美しい暮しの手帖 第九号
暮しの手帖第1世紀号です。第1号から第21号までは『美しい暮しの手帖』という題名でした。背表紙は『季刊 美しい暮しの手帖』と書いてあります。第22号から『暮しの手帖』になりました。大きさはB5判ほどの大きさです。
“暮しの手帖”という雑誌を短い言葉であらわすとしたら・・と思うようなことが、第一号のあとがきに書かれています。

この本は、きっとそんなに売れないだろうと思います。私たちは貧乏ですから、売れないと困りますけれど、それどころか、何十万も、何百万も売れたら、どんなにうれしいだろうと思いますけれど、いまの世の中に、何十万も売れるためには私たちのしたくないこと、いやなことをしなければならないのです。



暮しの手帖 第1世紀 24号 暮しの手帖 第1世紀 25号 暮しの手帖 第1世紀 56号 暮しの手帖 第1世紀 62号
子どもの頃から観覧車がとても好きです。乗るのではなくて、見るのが好きなんです。旗もカワイイ。。。
ぺったりとした、なんとも味のある手書きの木です。なんかすごく好きです。この木!♪この〜木なんの木気になる木〜♪の歌を思い出します。
本棚のうえに置かれたランプとなぜかタマネギが・・?読書の秋らしいかんじの秋の号です。
見ているだけでコーヒー豆の良い香りがしてきそうなコーヒーミルの表紙です。冬の号です。


暮しの手帖 第1世紀 57号 暮しの手帖 第1世紀 59号 暮しの手帖 第1世紀 85号 暮しの手帖 第1世紀 100号
花森さんの手書きによるかわいいコーヒーカップとポットがあったかです。かなり気に入っている冬の号です。
一粒一粒きれいに並べられたグリンピースがイイかんじの表紙です。こちらもかなり気に入っている夏の号です。
木の板のうえにおいしそうなパンがズラ〜リ。。。ついついたべものがらみの表紙に惹かれてしまいます。
記念すべき暮しの手帖第1世紀100号!!99号までの表紙が並べられています。これを見たら集めたくなります。



暮しの手帖第2世紀号 大きさがA4判ほどの大きさに変わります。

暮しの手帖 第2世紀 39号 暮しの手帖 第2世紀 49号 暮しの手帖 第2世紀 42号
私が初めて購入した暮しの手帖がこの号でした。ひと目で気に入ってしまいました。この先、こんなに暮しの手帖が集まるとはおもってもみませんでした。
涼しい夏の午後・・といったイメージの表紙がお気に入りの一冊。“なつかしのあずきアイスの作り方”が載っています。おいしそうです!
70年代らしい女の子3人組がイイ感じの表紙です。「私の絵日記」という読み物がとってもかわいくて楽しいです。




暮しの手帖 第2世紀 53号
花森安治さんがお亡くなりになり、この「暮しの手帖 第2世紀 53号が、彼の手がけた最後の号でした。52号の表紙を描くために、病院の注意を振り切って退院したそうです。この53号の表紙は、花森さんが「病気になったときに使いなさい」・・と、とってあったものだそうです。
「編集長*花森安治のこと」という追悼ページが巻末にあります。ここには、花森さんの遺言が書いてあります。


読者のみなさま、本当にながいこと、暮しの手帖をお愛読下さいまして、ありがとうございます。昭和二十三年創刊したときは一万部でした、あれから三十年、部数が九十万になりました。これは、みなさまが一冊、一冊買ってくださったからこそです。広告がないので、ほんとに一冊一冊買っていただかなかったら、とても今日までつづけてこられませんでした。そして私の理想の雑誌もつくれなかったとおもいます。力いっぱい雑誌を作らせていただき、ほんとうに有難うございました。それにあまえて、お願いがあります。いままで暮しの手帖をよんだことがないひと、一人に、あなたが暮しの手帖を紹介して下さって、一人だけ、新しい読者をふやしていただきたい。
これがぼくの最後のお願いです・・・・・・。



花森安治さん亡き後は、藤城清治さんが表紙を描かれています。
暮しの手帖でもお馴染みの“影絵”の素晴らしさはもちろんのこと、こういうタッチの絵も素敵です。
私の大好きな季節、秋と冬の号です。
暮しの手帖 第2世紀 56号 暮しの手帖 第2世紀 58号


毎号表紙に、花森さんのサインが書かれています。
ご本人が気に入ってるものには“yasuji hanamori”で、その他はy hana”というふうに。
なぜか私がはじめて購入した暮しの手帖の表紙には・・y hana”でした。

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