堀井和子の気ままな朝食の本/白馬出版 堀井和子の気ままな朝食の本
写真/カット/著 堀井和子
1988年6月初版発行
白馬出版

旦那さまのお仕事の関係で海外で暮らした経験を生かし、料理・写真・文章すべてご自分で手がけたオシャレでシンプルな、料理スタイリスト堀井和子さんの朝食の本。「気ままな朝食の本」より以前に出版された「気ままなパンの本」もあり、数ある堀井和子さんの本の中でも、この白馬出版発行“気ままシリーズ”は今では入手困難となっています。
写真撮影のセンスも素晴らしいのですが、堀井和子さんの素直で飾らない文章も気に入っているところです。





オートミール・パンケーキ

「日曜日の朝、パンがなくなっていたら、粉と卵とミルクでパンケーキを作ろう」ということで。
ちょっとしたプラスαでおいしい朝食を。

寒い冬など夜更かしが楽しい季節、朝起きたら朝食をとる時間が5分しかない…なんてことは日常茶飯事。
そんなわたしのような人のために、堀井和子さんのうれしい簡単朝食プランです。
「カフェオレとパンだけの朝食であっても、カフェオレのカップがお気に入りだったら」、「柳のカゴに葉っぱつきの杏や洋なしがころんと並んでいたら」、「前の晩にいろんな冷蔵庫の野菜をコトコト煮込んでおく」など、朝食のために何かひとつ“いいもの”を。
for a Good Morning Breakfast 朝食のために何かひとつ





初夏の豆と葉っぱのサラダ

朝、スっと起きられる季節になったら、また、きょうはいつもよりは時間があるなというときにぜひ作ってみたい、身体にやさしい「ゆでたて野菜」の朝食です。

そら豆、グリンピース、グリーンアスパラガス、たまねぎ、いんげん、じゃがいも、ブロッコリーなどをゆでて水気を切り、熱いうちに塩をふったりサラダ油や胡麻油をふって食べるという、とてもシンプルなものがお気に入りなのだそう。
ゆでかたのコツや、ドレッシングの作り方も詳しく掲載されています。
Fresh Vegetable in Season ゆでたての野菜





ブレッチェンとブリーチーズ&洋なし

プレーンな塩味のパンにバターを塗って、ブリーやカマンベールチーズをナイフで切り取ってなすりつけるように上に、さらに洋なしの薄切りをのせて食べる。

個人的に、果物の中では洋なしがいちばん好きなのでぜひ食してみたいものです。

堀井和子さんがフランスの田舎の家庭でいただいたという、焼きたてのバゲットにバターを塗り、メロンをのせて食べたものは、やみつきになるくらいイケルそうです。





忙しい朝でも、ほんの少しの工夫で気持ちよく一日をスタートできそうな、そんな素敵朝食プランを個人的にいくつかピックアップしてご紹介させていただきました。
他にも、「冷たいきゅうりとトマトのスープ」、「りんごとスイートポテトのサラダ」、「ポテトパンケーキ&アップルソース」、「春雨入りオムレツ」、「おかゆ(中華風)」、「夏野菜の田舎ふうスープ」、「パンプディング・スフレ(洋梨入り)」などなど、見ているだけでお腹がすいてきそうです。
巻末には、堀井和子さんの手描きイラストとともに、基本的なパンやパイ生地のレシピ、調味料などのひとくちメモ的な「材料の食べ方のメモ」というページあり。
きれいなお花、海、街角で撮影されたものなど、お料理以外の写真も楽しめます。


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