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2008年09月11日

70年代の花嫁-2

今の雑誌はどうなのかわかりませんが、古い女性向け雑誌を見ていると、結婚式シーズンに入る頃の10月号は、どこもたいてい結婚特集号になっています。

これまで見てきた中で今のところ、70年代の「家庭全科」がいちばんおしゃれでセンスが良いと思いました。

ウェディングドレス(お色直しを含む)もヘアスタイルもメイクも、です。

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右の女性は、ビクトリア調の華やかで知的な美しさが光ります。
左の女性は、少女のような甘く優しいシルエット。かわいらしいです。

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お色直しのドレスとヘアスタイルです。髪型は、1930年調のボブスタイル。
シックなドレスも1930年調のものですが、ヘアスタイルといいドレスといい、何ておしゃれなお色直しなのでしょう!

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こちらは、新婚旅行の装い。フワっとしたヘアスタイルは、ウィッグです。
秋らしい色合いのワンピースも素敵ですが、サングラスがカッコイイですね。
この頃の他社の結婚特集号では、わりとカチッとした正統派のスーツスタイルの提案が多いので、こういったスタイルは新鮮でした。

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婦人雑誌「家庭全科 1971年10月号」より

投稿者 カヨ : 14:48

2008年08月18日

70年代の花嫁

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チェックと星型を浮きだし織にした伝統的なスイス地のウェディングドレス。
ナチュラルメイク+無造作なヘアスタイル+大きなリボンで結ばれた麦わら帽子で。

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桂 由美さんデザインのウェディングドレス。
プードル風にあしらったというショートヘアに白い小さなリボンが散らばって。

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チロリアン風のウェディングドレス!こちらも桂 由美さんデザイン。
すっきりとまとめられたシニヨンに細い三つ編みと白い花を組ませて。

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お色直しのドレスは当時流行だったミディ。ふっくらとした袖がかわいらしく、ぜいたくな刺しゅうが施された身頃のデザインも素敵。

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こちらもお色直しですが、ゲストドレスでも良さそうに思いました。ハイティーンの花嫁さん向けにデザインされた、ジプシー風のドレスなのだそうです。

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新婚旅行から帰ったあとの、あいさつまわりの日の装い。ウールジョーゼットの女性らしいデザインで、やわらかいピンクの色合いも初々しいミセスにぴったり。

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婦人雑誌「家庭全科 1970年10月号」より

投稿者 カヨ : 16:31

2007年12月28日

入江麻木のファンシークッキング

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入江麻木のファンシークッキング
入江麻木 著
昭和57年12月 初版
女子栄養大学出版部

「あなた、お料理お好き?おいしいものは好きだけれど、作るのは苦手とおっしゃらないで、まあ、この本を手にしてみてください。」

こんな気さくな語り口からはじまる、料理研究家 入江麻木さんの家庭料理の本です。

身近な材料で簡単に作れるファンシーな料理の数々が紹介されています。

料理の本もテレビもない時代に、外国人のご主人のもとへ嫁がれた入江麻木さんは、新しい生活に戸惑いながらも、たびたびコックさんの働くキッチンに出かけては、その仕事ぶりを見てお料理の勉強をされたのだそうです。

そんな一生懸命な入江麻木さんが心をこめて作られたお料理の本だから、いま現在でも多くの方々が求めているのだなと、この本を読みながらそう感じました。

今朝は、朝食の準備をしながら、りんごジャムを作りました。

ちょうど、はちみつの空きビン1本分出来上がりました。

 りんご・・・3個

 グラニュー糖・・・1カップ

 レモン汁・・・1/2個分

いまは、料理の本もテレビの料理番組もクッキングサイトも何でもある時代です。

今年一年を振り返り、いっこうに料理が上達しない自分に渇を入れ、改めて家族のために料理の勉強をしなくてはと思いました。

投稿者 カヨ : 12:58

2007年11月12日

:: よるのひるねの古本市「よるひるふる5」 :: 終了いたしました

東京・阿佐ヶ谷の喫茶店「よるのひるね」にて開催しておりました古本イベント「よるひるふる5」は、昨日、終了いたしました。

ご来場ありがとうございました。

イベントの数日前に、初めて「よるのひるね」さんへお伺いして、お酒が飲めない私は温かいミルクコーヒーなどをいただきました。

とても香ばしいコーヒーでおいしかったです。

お店番は、店主に代表して行ってもらいました。

中央線らしい古本を・・・というオーナーさんのご希望に添えられるような本を持っていけたかどうか?と心配しましたが、何でも勉強ですのでこれからも頑張ります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 カヨ : 20:20

2007年10月31日

よるのひるねの古本市「よるひるふる5」

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東京・阿佐ヶ谷の喫茶店「よるのひるね」にて行われる古本イベントに参加させていただくことになりました。
1日のみの古本イベントですが、ご来場お待ち申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

:::よるのひるねの古本市「よるひるふる5」:::

日時 2007年11月11日(日曜日) 11:00~20:00

場所 夜の喫茶店「よるのひるね」

参加店舗
 よるのひるね 股旅堂 BASARA BOOKS 古書モダン・クラシック

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投稿者 カヨ : 15:51

2007年07月30日

髪の絵本

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髪の絵本
中原淳一
昭和23年発行
ヒマワリ社(後に「ひまわり社」と改名されます)

戦後まもない当時の女性のための、今でいうヘアカタログのような本。

少女から大人の女性まで、様々な髪のアレンジ法や、山野愛子さんによる髪の手入れ法、マヤ・片岡さんによる四季に応じた化粧法などが、色鮮やかな美しいイラストとともに紹介されています。

綴じ口が、薄い桃色のリボンで結ばれているところも洒落ています。

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 三つ編のある髪

 若い人に カレツヂの髪 オフイスの髪

 櫛を飾る髪

 髪の手入れについて / 山野愛子

 髪のコンクールより

 昔の髪の匂ひ

 振袖の髪

 おさげの變化

 お化粧の四季 / マヤ・片岡

 自分で結ふ髪

 四つの夜の髪

 どの髪を選びませう

 髪のながれ

 子供の髪・少女の髪

 髪さまざま

:::中原淳一さんの文章より抜粋:::

美しく装ふといふことが、色々な意味で困難な今の日本で、割合に簡単に装へるものとしては頭の髪があります。

髪がもつとも金のかからないお洒落だといつても、髪の美しさは全身との調和の上に築かれるものだといふ點を忘れないで下さい。

この一冊が、そんなあなたのパイロット役をつとめることが出来たとしたら、この上もない幸ひだと思ふ。

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投稿者 カヨ : 20:01

2007年07月28日

すてきなあなたに

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すてきなあなたに
大橋鎭子
平成18年第42冊(昭和50年初版)
暮しの手帖社


どんな本が好き?と聞かれたとき、まず頭に浮かんだのが「すてきなあなたに」でした。

この本は、著者が日々の暮しの中で気がついたこと・教えられたこと・知ったことなど、心に深くしみこんでいったいろいろなことを綴ったもの。

日常の小さな幸せをしみじみと感じさせてくれる本です。

ここにある「明日はしっかりね」というタイトルのお話より・・・

たまに、今日はツイてないな、と思う日がどなたにもあるかと思います。

“こんな日はあなただったらどうしますか。”と著者が問いかけているのですが、そんな日はゆっくりお風呂に入って、気分をよくして、好きなオーデコロンでもふきかけて、ゆったりした気持にするそうです。

以前、テレビで観たか本で読んだかで、家の中を良い香りにしていることは、運気的にも良いことだと聞いたことがあるので、確かにそうなのかもしれません。

こう書いていて思い出したのですが、子供の頃、お土産でとても良い香りのするお守りの形をした「匂い袋」を頂いたことがあり、いつもクンクン嗅いでいました。

調べてみましたら、昔の人は、魔よけのためにお香を詰めた匂い袋を着物の胸元に入れていたのだそうです。

お香は昔から大好きで家でよく焚いて香りを楽しんでいたのですが、実家にお香を焚く器具を置いてきてしまったので、早速、匂い袋を買い求めようと思います。

そして最後に。。。こう書かれています。

「鏡をのぞいて自分の顔に“明日はしっかりね”といいます。明日はなにもかも、うまくいくことでしょう。」

投稿者 カヨ : 02:36

2007年07月13日

デール夫人のデザート

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デール夫人のデザート
婦人之友ハンドブック
1974年初版
婦人之友社

簡単なものから少し凝ったものまで、天火を使わずに出来るデザートのみ約30種が紹介された本です。

桃のクリームデザート・焼かないチーズケーキ・バニラアイスクリーム・フルーツシャーベット・クレープなどなど。。。

著者のミセス・エロイス・デールさんは、日本ルーテル神学大学教授ケネス・デール氏の夫人。

故郷であるカンサス地方の料理の数々を、婦人誌「婦人之友」に紹介したこともあり、本書は、「婦人之友ハンドブック」シリーズの中の一冊です。

デール夫人には、他にも「デール夫人のクッキーズ」という本があります。

何でも、アメリカではお料理に砂糖を使わないので、食後のデザートは甘いものがよろこばれるのだそうです。

スーパーへ行くときには、ほぼ毎回アイスクリームを買いますが、我が家は夫婦でアイスの好みがまったく違うため、いろいろな種類のものを買うことになります。

夫は「パナップ」と「ピノ」、私は「チョコモナカ」と「雪見だいふく」が好み。

冷凍庫を開けたとき、こんなアイスがあったんだとよろこべるような意外性のあるアイスをたまに買ってきてほしいらしく、でも選ぶのもけっこうたいへんなので、たまにはオーブンを使わない手軽なデザートを作ってみようかと考えています。

投稿者 カヨ : 01:54

2007年06月27日

こんにちは!ホームパーティー

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こんにちは!ホームパーティー
ナウなお呼ばれ・お招きのコツ
南 和子 著
朝日ソノラマ
昭和50年初版

ご主人のカナダ転勤に伴いカナダで過ごした3年間、「パーティー学校」で学んだ経験を生かし、『パーティーを開いてみませんか』『素晴らしいホステスになるために』『プランと予算』『掃除・部屋の内外の飾りつけ』『テーブルセッティング』『パーティーの飲み物』など、ホームパーティーについてまとめられた本です。

帰国後には、暮しの手帖などへ文章を寄せていたとのこと。

「パーティー学校」とは、“ハッピー・ホステス”という講義を受け、パーティーについて勉強する専門コースなのだそうです。

サブタイトルである“ナウなお呼ばれ・お招きのコツ”というのが、いかにも70年代なかんじだと思いました。

残念ながら、この本には書き込みがありますので、古書 モダン・クラシックにてご紹介することができません。

ですので、わたしの本棚におさめられています。

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 ※その後、きれいな状態の本を再入荷できましたので、お店にアップいたしました(2007年8月30日)

投稿者 カヨ : 01:01

2007年06月19日

学研フェアレディ

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fair lady フェアレディ
学習研究社
1968年7月号 1968年10月号 1968年8月号(上段より)

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扉より

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昭和41年4月創刊、女子高生の家庭科副読本として家庭科の先生を通して毎月配られていた学研フェアレディ。
「手芸カード」と「料理カード」が付録としてセットになっていました。
手芸・ファッション・料理・雑貨・旅・学校生活のことなど、女の子の好きなものがたっぷりつまったかわいくて小さな本です。

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60年代後半~70年代前半の学研フェアレディは、古書 モダン・クラシックの「特集」にてご紹介する予定でしたが、都合により、一冊づつ通常の更新と同様にアップいたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 カヨ : 00:06

2007年06月10日

洋服中心の夏の衣生活

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洋服中心の夏の衣生活
主婦の友1958年7月特大号付録
表紙絵 / いわさき ちひろ

昭和30年代に発売された主婦の友の付録です。

表紙いっぱいに、いわさきちひろさんのかわいらしい絵が使われているので、何て贅沢な付録本なのだろうと思いました。

「幼児の涼しい遊び着と外出着」「若奥さまの夏服はこのように」「夏の生活を快適にする、ねまき・ナイトドレス」など、子どもから大人まで夏向きの洋服や寝衣の作り方が掲載されています。

パジャマやネグリジェなどの作り方がたくさん紹介されていますが、そういえばもうずいぶん長い間、きちんとした寝衣は着ていません。

子どもの頃、夏といえば、サラッとした感触の生地のネグリジェとかを着て、蚊取り線香がそばに置かれた蚊帳の中で眠ったものです。

もう今では、ネグリジェもパジャマも蚊取り線香も蚊帳からも、すっかり遠のいてしまいました。

投稿者 カヨ : 01:17

2007年05月10日

お料理はお好き。入江麻木の家庭料理

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お料理はお好き。入江麻木の家庭料理
入江麻木 著
昭和53年12月第4刷(昭和52年12月初版)
鎌倉書房

料理研究家、入江麻木さんの家庭料理の本です。
白系ロシア人と結婚、30年余りの数多くの海外生活の経験から習得した家庭料理のレシピをまとめた一冊。

ロシア料理のレシピがメインですが、入江麻木さんの素敵なお話も楽しめる料理書でもあります。

テレビや雑誌などで料理研究家として本格的にスタートされたのは、ひとり娘で元ファッションモデルの入江美樹さん(=ヴェラさん,小澤征爾氏夫人)の結婚後なのだそうです。

ロシア料理は一度も作ったことがありませんが、ロシア料理のお店には何度も食事に出掛けました。

夫が子どもの頃から家族揃ってよく行っていたという、ロシア料理のお店「ツンドラ」です。

美味しいロシア料理をいただいたあとは、あつあつのロシアンティーを飲みます。とても美味しいので、おかわりするときも。。。

創業1960年の店内では、ロシアの民族衣装を着られたお店の方々がスマートに動かれていて、本場ロシアのムードたっぷりです。

入り口近くのショーケースの中には、かわいいマトリョーシカもいます。

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4月28日[土] ~5月9日[水]までの期間、東京・経堂のギャラリー&カフェ「ロバロバカフェ」にて開催しておりました「ロバロバカフェの春の古本市」は、昨日、終了いたしました。

ご来場ありがとうございました。

投稿者 カヨ : 15:48

2007年04月24日

ロバロバカフェの春の古本市

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4月28日[土] ~5月9日[水]までの期間、東京・経堂のギャラリー&カフェ「ロバロバカフェ」にて、「ロバロバカフェの春の古本市」が開催されます。
わたしたちのお店古書 モダン・クラシックも参加させていただきます(期間中の5月6日午後1時~5時にお店番をします)。
写真のような手芸ファッション雑誌・料理の本やエッセイなど200冊持っていきますので、お時間のおありになるときにふらりとお越しいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

投稿者 カヨ : 15:00

2007年04月06日

四季の菓子

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四季の菓子
岡部伊都子
装丁 / 岩黒永興 版画 / 前田藤四郎
昭和50年初版
読売新聞社

60年代後半~70年代前半にかけて、「大阪読売新聞」「週刊朝日」や雑誌「ウーマン」「マダム」に連載されていた文章をまとめた一冊。

装幀は、著者が娘時代に着ていた着物なのだそう。

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“ぷるぷるふるえるもんは、にが手なんや。そういってプリンを食べない友人がいる。小さな人とひとしなみにプリンを幾つも食べる。そのぷるぷるがたのしいのだもの。”(「プリン」より抜粋)
カスティラ・桜餅・みつ豆・ドーナツ・こんぺいとう・甘酒・プリン・大福・シュークリーム・汁粉・・・など、著者のそれぞれのお菓子への思いを綴られています。
ひとつひとつのお話に添えられた、 前田藤四郎氏の版画がきれいです。
プリンはわたしも大好物のひとつなのですが、体調を崩したときなどでもツルンとのどごしが良い食べものですし、卵と牛乳でできているから栄養もあります。

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三年ぶりに風邪をひきまして、本の更新をしばらくお休みさせていただきました。
風邪などは滅多にひかないのですが、ひくとなるといつもこじらせ、完治するまで約二~三ヶ月もの日数を要します。
早めに飲んだ漢方薬が合っていたようで、咳やのどの痛みもずいぶん緩和されてきましたので、徐々に新着本をアップしていきます。
どうぞよろしくお願い致します。

投稿者 カヨ : 23:25

2007年02月10日

装苑とドレスメーキング

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装苑 1971年9月号
文化出版局

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ドレスメーキング 1970年7月号
鎌倉書房

個人的にとてもお気に入りの洋裁雑誌をご紹介します。70年代初期の装苑とドレスメーキングです。30年以上経った今でも、まったく色褪せることのない大変魅力ある洋裁雑誌だと思います。

装苑(文化服装学院)は文化式、ドレスメーキング(ドレスメーカー学院)はドレメ式と呼称されており、洋服を作るときの型紙の起し方がそれぞれあるようです。

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学生時代の友人は確か、文化式の服飾専門学校へ通っていて、舞台衣装からウェディングドレスまで作るほどの技術を習得していました。 付き合いでよく、服地を買いにオカダヤやキンカ堂へ行ったものです。 私はとてもせっかちで不器用なのですが、見ているうちになんだか自分も作ってみたくなり、当時はよく装苑の方を購読し、ブラウスやワンピースに挑戦していました。

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装苑やドレスメーキングとはまた別の女性向け冊子を読んでいましたら、1970年当時の既製服化率が、アメリカでは99%、日本では47%と記載されています。
そういえば、サザエさんの漫画本でよくサザエさんがデパートの服地売り場に行く場面が出てきて、確か1ヤール2ヤールなどと採寸してもらっていました。
うちの母も嫁入り前に町の小さな裁縫学校へ行っていたので、子どもの頃はいつも手作りの洋服をたくさん着せてもらっていて、お人形のリカちゃん用の服や布団までも作ってもらったものです。

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古書 モダン・クラシックでは、店主と二人でほぼ毎日本をアップしていますが、今後いくつかの特集を予定しております。
私が担当の女性向け部門では、60~70年代の料理やお菓子作り・手芸編み物洋裁・学研フェアレディ・千趣会デリカ・千趣会クックなどなど、たっぷりとご用意。。。
第一回目は、サンリオの前身、山梨シルクセンターから、友達や恋人に贈るプレゼント用として出版されていた、手のひらサイズのかわいいヤマナシ ミニブック シリーズです。

投稿者 カヨ : 01:40 | コメント (2)

2006年12月28日

娘につたえる私の味

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娘につたえる私の味
辰巳浜子 著
昭和45年8版(昭和44年初版)
婦人之友社
絶版

食べものは、その人の手で作られ、人の手はその人の心につづいています。

誠意と愛情によって作られる食べ物は、血となり肉となって生命につながるばかりでなく、その思いの中にもかかわりを持ってゆくものではないでしょうか。


家族の多い家庭で、寝る暇、食事の暇さえおしみたいような忙しさの中でも、赤ちゃんに乳房をふくませている間だけは、「この子の大切な時間、命ごしらえの時間」と考えて、どのようなことがあってもすべてのことに背をむけていました。

家の者たちから何んといわれても、この時間だけは赤ちゃんのために守らなければとがまんをしていました。

そして「どうか大きく、健やかに育つように、どのような困難に出合っても、正しく、道を踏み迷わないように・・・・」と祈りながら、わずか十分ほどの時間でも尊い母と子のつながりの時として、静かに祈り、願いました。


(・・・本文より抜粋・・・)

本書は、料理研究家である著者の、家族の心と健康を守るため、心をこめ手を尽くして作り上げられた料理の数々が紹介されています。

前篇「手しおにかけた私の料理」に収め切れていない料理を、娘さん(料理研究家*辰巳芳子さん)の要望などもあり、後篇として出来上がった本なのだそうです。

表紙カバーのデザインは、名物裂「日野間道」という布を復元したもので、地の部分は麻、真田は絹絲で織られたもの、とのこと。

カバーを外しますと、これは牡丹色というのでしょうか、とても美しい布張りになっています。

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写真は、お正月料理です。
一の重、二の重と、美味しそうな見た目も美しいそれぞれの料理にも、「まめで元気に働けるようにという黒豆」など、大切な意味があるようです。
こうした祈りをこめて用意される食べものの心は、母が伝えずして誰が伝えられるでしょう。
これらの本を読んで、改めて食の大切さを痛感しました。
料理を覚えて腕をあげること以外にも、得られることはたくさんあるように思います。

早いもので、もうすぐお正月です。

10代の頃は一日一日が長く感じたものですが、不思議なことに20代以降、毎日があっという間に過ぎていくように思えるのはなぜなのでしょうか。

これまで毎年お正月は、暇人なので、お餅などを食べたり甘酒を飲んだり、イトコたちと人生ゲームをしたりと、のんびり過ごしてきました。

でも、2007年1月1日は違います。

古書 モダン・クラシック」というオンライン古書店をオープンすることになりました。

店主と私の二人で運営していきます。

二人でいっしょにとは言いましても、それぞれがまったく違う分野の古書を取り扱いますので、「わたしはわたし」という感じです。

私は、衣・食・住と、暮らしまわりの女性向けの古書を、上記に紹介しましたような良書を提供していきたいと思っております。

ここまで、この拙い文章の私のブログを読んでくださり、ありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

投稿者 カヨ : 11:16 | コメント (4)

2006年07月26日

美しい 暮しの手帖

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季刊 美しい 暮しの手帖 第一世紀 第24号
昭和29年6月 暮しの手帖社 発行

観覧車が大好きなので、たくさんある暮しの手帖の中でも、とくにお気に入りの一冊です。

花森安治さんらしい温かみのあるかわいらしい観覧車の表紙です。

清水 一さんの蚊帳についての記事があり、とても懐かしい気持ちになりました。

子どもの頃、夏になると蚊帳を吊った中で皆で川の字になって寝たものです。

傍らにあった蚊取り線香の香りまでプーンと思い起こされます。

先日、ラクーアに行きました。

観覧車はありますが、「ビッグ・オー」という名称がついていて、昔のようなのんびりとした趣はないように感じます。

現在は千葉県内で遊園地と言えば東京ディズニーランドですが、昔は習志野市谷津遊園がありました。

懐かしい谷津遊園について、当時を振り返った皆さんの楽しいお話や貴重な写真が紹介されているサイトがあります。

 谷津遊園 証言集

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子どもの頃に谷津遊園に遊びに行った記憶があり、写真の裏にしっかりと谷津遊園と書かれた、おにぎりを頬張っている写真があります。
よくよく見ていると、やわらかなコットンの赤いブラウス、ウエスト部分にりんごの刺繍のあるベージュのスカート、昭和の少女マンガっぽいイラストの赤い水筒などなど、しっかりと記憶が蘇ってきました。
お弁当を食べているだけで、背景には谷津遊園とはっきりわかるようなアトラクションが何にも写ってないです。

また別の谷津遊園と謎の駅というページを拝見していて気づいたのですが、写真2に写っている初期の頃の観覧車が、美しい 暮しの手帖 第24号の表紙の観覧車によく似ているように感じました。
その後にできた大観覧車の写真もあります。

谷津遊園の閉園とともにその後観覧車は取り壊しになったようですが、コークスクリュー(ジェットコースター)は北海道ルスツの遊園地へ引き取られたとのことです。
調べてみたら、ルスツリゾートと呼ばれるところにコークスクリューがいるようで、何だかとても嬉しくなり、いつか会いに行こうと思います。
でも連れがジェットコースター苦手なもので、先日のラクーアでもほぼ無理やりサンダードルフィンに乗せてしまい、とっても怖かった様子。
ルスツのコークスクリューは一人ででも乗りたいです。

投稿者 カヨ : 01:19 | コメント (2)

2006年01月22日

動物のぞき

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動物のぞき
幸田 文 著
新潮文庫

幸田流、動物園探訪・見聞の記全10話。
動物観察(平凡…)ではなく、「動物のぞき」というタイトルがおもしろいと思いました。

昭和34年に「婦人画報」で連載された作品をまとめたものです。

シートンの「動物記」を愛読した人は多いとおもう。
あの本はまことに不思議な力をもつ本である。
読みだすとたちまち、机の前も障子も火鉢もどこかへなくなって、身のまわりには平原を渓谷を岩山を感じる。
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動物園へ行ったとて、動物たちはおいそれと、自分たちの何から何までを披露してくれるわけのものではない。
二、三時間の観覧者には二、三時間を見せているだけで、しかも語ることばをもたないのである。
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(幸田 文が知り合いの飼育係長さんと猿のオラン君のところへ行ったときの会話)
<幸田 文>「おや? 係長さんが来たぞ。係長のうしろについて来るのは? ああ、例の特別参観人という厄介人種だろう。あれは実にしつこく眺めるのが好きな人種だからいやになるね、迷惑だよ」と云うように私には見える。
<飼育係長>「そこまで思うかどうか。でも、あなたがわれわれのつれの人であることは承知しているかもしれない。まあ私どもは、晩飯にはまだちと早いがな? と思ってるんじゃないかと思いますね」

類人猿・河馬と犀・熊・しこまれた動物…動物園やサーカスで暮す動物たちのことなど、見て聞いて感じたことを素直に、それでいてとても優しいまなざしで「動物のぞき」をしています。
解説に、娘の青木玉さんが書かれた、母と生きものにまつわるエピソードも楽しい。
動物園にいる“しまうま”の頭から首へかけての部分の毛が絡み合いフケが溜まっているのに気づき、ああ痒いだろうと係りの人に、私のこの持っている“柘植の櫛”は使いなれて当りが柔らかだから、あの首のところ少し掻いてやっちゃくれませんかと聞いたことなど、何度読んでも可笑しい。
係りの人は、「今までずっと“しまうま”の世話をしてきたけれど、そういうこと考える人に出会ったことがない。あそこを掻いてやると、とても喜びますが、どうしてそれが解りましたか。」と答えたということです。
猫を愛した文人たちの話しはよく聞くし、本の中にもよく登場していますが、猿や麒麟、熊、馬、虎、兎、鳥、昆虫など、こんなに愛情豊かに動物たちのことを書かれた本を読んだことがありません。
膝に乗せた猫の手を取りながら、動物園で見た虎のことなどを猫に話して聞かせたりもしていたとか。
娘さんにとって、祖父ゆずりの生きものを愛した母が書いた「動物のぞき」は、大好きな本なのだそうです。

私は子どもの頃、パンダが大好きで大好きで、あのフワフワした身体に触れてみたくて仕方ありませんでした。

しかし大人になってくると、あのかわいいパンダの目が、よく見ると意外に鋭いことに気づいたものです。

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日本熊森協会」のホームページを見ていましたら、1月21日(土)付「今日のひとこと」に、このような記事がありました。

昨年春、新潟県朝日村にて、地元ハンターにより違法に射殺された母熊が連れていた子熊2頭が保護され、その後たくさんの方々のお力があり、現在は上野動物園に引き取られて暮しています。

上野動物園のゴリラ舎で飼育されているツキノワグマの子熊2頭の名前は、オスの「まぁ」とメスの「くぅ」。

こちらで、動物園の方に水浴びをさせてもらって遊んでいる「まぁ」と「くぅ」の動画を見ることができます。
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0508_03/index.html

無邪気に遊んでいる可愛らしい子熊たちを見ながらも、心の中はとても複雑な思いです。

何の罪もないのに殺されてしまった母熊のこと、こんなに小さいのに母親を奪われてしまったこの子熊たちのこと、もしあのまま山に残されていたらこの子熊たちはどうやって生きていけたのだろう、そしてこれから動物園で一生暮していくであろう「まぁ」と「くぅ」のこと。

どうかこのまま元気にすくすく育つことを願うばかりです。

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投稿者 カヨ : 16:53 | コメント (0)

2005年12月12日

巴里案内

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マダム・マサコ 著
昭和32年 講談社
絶版

オンライン古書店*海月書林さんの毎年恒例イベント「海月書林古本市」にお伺いしました。
イベント会場であります荻窪のcafe galleryひなぎくさんへスタートまもなくおじゃましましたが、すでに御客様でいっぱいです。
店主の市川さんは大忙し。

御挨拶どころではない状況でしたので、早速、本棚のコーナーへ。
まっさきに目に飛び込んできたのが、マダム・マサコさんの「巴里案内」という本。
赤いチェックの装丁が素敵だと思ったことと、海月書林さんでは以前、マダム・マサコさんの特集をされていたので、きっとオススメなのだろうと思い、購入しました。
服飾評論家マダム・マサコさん独自の視点で、昔も今も多くの人々の憧れの地、パリの魅力が書かれています。

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もうひとつ、海月書林さんのイベントのおたのしみはコチラです。
たぶんイベント限定メニューだと思いますが、「海月うずまき」をお願いしました。水出しアイス珈琲もいっしょに。
どらやき風の生地に“くらげ形”さつまいも餡を入れているところが凝っています。
海月書林さんは、ご自分の日記にも書かれていますが、来年の夏頃、今回のイベント会場であるひなぎくさんの一角にリアル店舗をオープンされるそうです。
市川さんセレクトの古本と、美味しいお食事が一度に楽しめるなんて、これはうれしい。
今から4年前にパソコンを購入してインターネットをはじめてからというもの、オンライン古書店の存在を知ったのも古本を購入したのも、海月書林さんが初めてでした。
そういったことも含め、これまで都合が付かず一度も行くことができなかったイベントにお伺いすることができ、市川さんとひなぎくさんとお話させていただいて、楽しいひとときを過ごす時間が持てたことをシアワセに思います。

投稿者 カヨ : 14:09 | コメント (0)

2005年10月26日

私のコーヒー・スケッチ

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文藝春秋 編
昭和59年

ひさしぶりに最近読んだ古本をご紹介します。
本書は、全日本コーヒー協会が主催した「私のコーヒー・スケッチ」コンテストのエッセイ部門に全国から応募された約一万通もの作品の中から、“コーヒーと人々との触れ合い”をテーマに五十篇を選んでまとめられたもの。
五十篇もの作品を読んでみて、人それぞれにコーヒーとのかかわりがあり、いろんな物語があるものなのだと感じました。一万通すべて目を通したいです。

戦前にはまだ現在のようなコーヒー豆は手に入りにくかったようで、セロファンにくるまれた箱に入ったコーヒー粉入りの角砂糖があったのだそうです。
カップに角砂糖を二個ずつ入れ、長火鉢で音をたてて沸いているお湯をそそぐ。それは、薄い茶色のお湯のようなものになるらしいのですが、ちょっとのんでみたくなります。

「コーヒー党のばあちゃん」というエッセイがおもしろい。
孫娘が英語の勉強中に、“まごや、日本人というほこりをもって、世界はどうなろうと、日本語でとおしなされ”という明治気質のしっかりものばあちゃん。そんなばあちゃんは、なぜか大のコーヒー党。
“外国のものかて、ばあちゃんが入れますと、日本の味どおす”
ばあちゃんにとってコーヒーは、別の世界をくれるのだそう。
“ものすごく考えなああかん時は○○コーヒー、うれしい時は○○コーヒー、悲しい時は○○コーヒー。そりゃ、コーヒーがあたたかく包んでくれますのや。コーヒーほど、ぜいたくなものは、ありまへんなあ”…とまあこんな風に。

そういえば確かに、コーヒーを淹れてコクリと一口のんだときというのは、ふっと肩の力が抜けて、ほわっとコーヒーの香りにあたたかく包まれたような気持ちになっているような気がします。
ホントばあちゃんの言うとおりかも。
朝のむコーヒーも、夜更かししながらのむコーヒーも良いのだけれど、夕方3時~4時ぐらいのだんだんに黄昏ていく様子を感じながらのむコーヒーがいまは気に入っています。
コーヒー豆を挽いたのを丁寧に淹れたコーヒーでも、紙コップのコーヒーでも何でもいいんです。

投稿者 カヨ : 01:35 | コメント (4)

2005年07月03日

兼高かおる 世界の旅

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講談社 昭和38年初版

兼高かおる*著

1959年から1990年までの31年間にわたり東京放送(TBS系)で放送された人気旅番組「兼高かおる 世界の旅」の旅行記。
表紙の兼高かおるさんのバックにある飛行機は、当時スポンサーだったアメリカを代表する航空会社パン・アメリカン航空(愛称*パンナム)のもの。
「兼高かおる 世界の旅」は、子どもの頃、日曜日の朝に家族でのんびりと観ていたとても懐かしい旅番組です。
当時は子どもだったので詳しい内容を記憶していないのが残念なのですが、記録フィルム独特のきめの粗い映像と世界各地の珍しい映像、そして、レポーター・ナレーター・ディレクター・プロデューサーすべてをこなしていた兼高かおるさんの品の良い静かなあの“~ですの”という話し方がとても好きでした。
初期のタイトルは「兼高かおる 世界とび歩き」だったようで、タイトルによってもずいぶん印象が違うような気がします。

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“あとがき”には「兼高かおる 世界の旅」をはじめた理由が書かれていて、それは、世界各国の習慣・社会・食物について知っておく必要があるということ、またそれにより海外の出来事に関心を持つ機会が多くなるだろうと思ったからなのだそう。
本書が出版された昭和38年ですでに紹介された国々は、独立国・植民地・併せて100ヵ国余にものぼります。
兼高かおるさんが着物を着た写真が掲載されていますが、着物姿で取材をしていると、ほとんどのことが可能になったり親しみをもたれるということで重宝していたそうです。
大人になった今、いつか「兼高かおる 世界の旅」の映像をじっくりと観ることができたらと思っています。

兼高かおる 旅の資料館


投稿者 カヨ : 23:20 | コメント (4)

2005年06月14日

ビートルズ詩集:愛こそすべて

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新書館 1971年初版

訳*切羽美代子

アートディレクト&レイアウト*宇野亜喜良

1960~1980年代に新書館より出版されていたフォアレディース・シリーズの中の一冊です。“あなたがだいじに持っている ビートルズのレコードを聴きながら いっしょに歌ってもらおうとまとめた作品集”なのだそう。わたしはビートルズのレコードを一枚も持っていないのですが、ちょっと歌ってみたいなと思いました。新書館フォアレディース・シリーズは少しずつ集めているのですが、女性にたいへん人気がある古本ですので、なかなか手に入れることができません。「ビートルズ詩集:愛こそすべて」の中からお気に入りの詩をご紹介します。

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All my loving

愛の腕に抱かれて目をとじ
くちづけをうける
明日からは 新しいきずなで
ふたりは結ばれる

愛がわたしのとなりにいるから
離れていることも
孤独ではない なぜかしらずに
こころが熱くなる

オール・マイ・ラビング
燃える 愛
すべてを あずけたい

愛の手紙に書ききれぬくらい
真心をおくりたい
ふたりにとって今の気持ちほど
たいせつなものはない

オール・マイ・ラビング
燃える 愛
すべてを あずけたい

わたしの明日を
すべてを あずけたい


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The long and winding road

果てしない道が
つづいている まえに
暗い道 消えて
輝いている
わたしをこのまま
導いてください

かずしれない道
あゆんできた あとに
最後の道を
みつけた今は
すべての傷を
忘れてしまう

風が雨をふき払うように
わたしのほおの涙もかわく

一歩 一歩 のぼってゆく
道は 長いけれど
幸せに つづく
この道の果てまで
あゆみつづける

果てしない道が
つづいている まえに
暗い道 消えて
輝いている
わたしをこのまま
導いてください

投稿者 カヨ : 21:34 | コメント (4)